<店主のつぶやき/2008年1月〜4月>

高仲健一展

高仲健一展が始まりました。

 

初日は、韓国料理研究家のな・すんじゃさんが、韓国の伝統的なお菓子のシルトックと甘酒、よもぎ茶を持って駆けつけてくださいました。

ナツメと梅が入ったシルトックをつまみ、甘酒を味わい、よもぎ茶の香りを楽しみました。

 

 

シルトックは、ほのかな甘味と「サクッ」 でも、しっとりの食感、甘酒はしょうがの香りが効いたとてもさっぱりした感じで、何度もお代わりする人続出。

昨年に続き今回も仏像が6点ほど並びました。

金剛力士像は、ハッシとして気合充分。

制作時から気合がはいっていたそうです。

 

精神修行を怠らない高仲さんだから出来る仕事ですね。

白磁の皿や刷毛目の小皿、汲出し、祭器、鶏龍山徳利、盃、

象嵌水注、三島徳利、小皿などの器も140点ほど展示しています。

 

 

 

 

どうぞおでかけください。

 

4月28日(月)迄です。

最終日の28日は高仲さんが会場におります。

会いに来てください。

 

 

※シルトックとは、韓国の冠婚葬祭に欠かすことのできない

伝統的な蒸し菓子。

 

 

 

 

 

 

お煎茶の会

久々にお煎茶の会を開きました。

講師は、お茶を楽しむ会を主宰している近藤美知絵さんです。 

近藤さんは、四国、近畿地方、九州などへ出向きお茶探しの旅を続けています。

求めているお茶は、その土地に根を深くおろした在来種で、

「お茶は薬だった」という原点のお茶。

きょう取り上げたお茶は、ばんばら茶、野生茶、釜炒り煎茶でした。

ばんばら茶は、四国山中の傾斜地に点在するお茶の葉を摘み取り、

手もみ、釜炒り、天日干しをした手作りのお茶。

茶香炉で炒ってから熱湯を注ぎ味わいました。

 

今回始めてばんばら茶をおいしいと思いました。

それは炒りたての茶葉に熱湯を注いだからでした。

いままでは、淹れ方が悪くお茶本来の味をだせなかったようです。

ばんばら茶は宿煮(後述)にも適しています。

野生茶は、数滴のお茶でいただきました。

丁寧に淹れたお茶のおいしいこと、おいしいこと。

 

この数滴(たったこれだけと思うでしょう?飲み残しではありませんよ)のお茶の香りが口の中で広がります。

深い香り、甘さに酔いしれるよう。

そしてお茶のパワーを感じます。

お手前をしている場合は、口に含んだ方の表情や感想がとても気になります。

「ああ 美味しい」 なんて声がもれたら心の中でガッツポーズ。

実は私、近藤先生について10年ほどお稽古をしました。

遠ざかって4年。

準備のための道具組みにも往生してしましました。

情けないですね。

釜炒り煎茶は、やはり茶香炉で少し炒ってからすすり茶碗で楽しみました。

 

すすり茶碗は京都に工房を持つ翔光さんに作っていただきまし

た。蓋付きの小さな湯のみです。

使い方は、まず茶葉を器にいれ(底がみえなくなるくらい)湯を

注ぎ蓋をして蒸らした後蓋をずらせてお茶をいただくのです。

とてもおいしくお茶を味わう事が出来ます。

念のためサイズは、直径8,5cm、高さ5,5cm、蓋をした時の高さ

7cmです。1,680円です。

宿煮について

 

小さめのやかんに、お湯をひと煮立ちさせ、その中に

おばん茶または、ばんばら茶を入れ、グラッとひと煮立

ちした後、湯のみにそそぎ(一煎目)三分の一残して、

再びお湯をやかんにそそぎ、ひと煮立ちする(二煎目)。

これを繰り返す。

(季刊誌 お茶だより みちしるべ より)

因みに近藤さんは、なんと十煎もいただくそうです。

 

 

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な・すんじゃの会(韓国料理講習会)

な・すんじゃさんを講師にお迎えしての韓国料理講習会に世話人の一人として参加しました。

今回は、早春の野草を取り上げました。

野草は有志の方々が、たくさん摘んできてくださいました。

年のせい? 3~4日筋肉痛に悩まされたそうです。

すんじゃさん(京都出身)によるとタンポポの葉は京都で売っているそうで、「一掴み380円くらいします。」とのお話に驚いたり、得した気分でにんまりしたり。

 

タンポポの葉を生で始めて食べました。

思ったより苦味もなく(苦味を大根で調和させましたが)、すぐ完食。

タンポポは、食物繊維があり肝臓に良く、解毒作用があるそうです。

せりは、小麦粉・水・卵を練ったものをさっとつけ、炒め(少しコツがあります)て出来上がり。

 

ノビルはキムチにしました。

食べるのは2~3週間後とのことで、ただいま冷蔵庫で熟成中。

食べごろになったら、高仲さんの白磁の皿に盛ってみようと今から楽しみにしています。

メインは、豚肉のコチュジャン焼き。

私は合わせ薬味を調合しましたが、他のグループよりずっと固めになり心配でボウルを持ったままウロウロ。

それもそのはず、私にはトラウマがあるのです。

高校時代、家庭科の調理実習の際、私が作った調味料に水を入れるのを忘れたため、フライパンで炒める際水分が足り

ずコゲコゲになったのです。

首をかしげながらフライパンと格闘していたクラスメイトが未だにまぶたに浮かびます。

40年近く前のことなのに…。

あの時はごめんなさい。失敗の原因はわ・た・し。

すんじゃさんに見てもらい、大丈夫そうとわかってもドキドキ。

結果、美味しく出来上がりました。

コチュジャン、しょうが、にんにく、ネギなどで味付けされた質実

なお味でした。

大変ご飯がすすみました。

 

冬から春へ季節が移ろう頃、きょうのように新鮮な野草を食べ

ることによって眠っていた体が内側から目覚める感じでした。

血液もサラサラになって気分は、春爛漫。青春前期!

 

 

 

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五月人形

瀬戸市のやきもの長屋で主に染付けの人形を制作している

山本伊都子さんより、可愛い五月人形が届きました。

わらべ3体。

 

身の丈 4.5cm。

赤いお座布団付きで 1体 2,100円です。

あどけない表情が微笑みを誘います。

ところで、お座布団にも正面があることご存知ですか。

一箇所だけ輪になっているところがありまして、そこが正面となるそうです。

私の場合、家でお座布団に座る機会は殆どなくなってしまいましたけどね。

 

 

 

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さくらの器展

さくらの器展が始まりました。

三浦順一さんからは、色絵のしだれ桜、紅桜文様の長皿、

取り皿、鉢、マグカップ、五嶋直子さんからは、藍九谷の小鉢、

波さくら文の中鉢、抹茶碗などが届きました。

 

毎年三浦さんのさくらの器を買い足しにいらっしゃる方、五嶋さんは今年はどんな桜の器を出品したのか、それぞれの楽しみ方でご来店いただいております。

さくらの開花宣言もでました。

満開のさくらを見たい方は、くり原へ。

春の日差しに誘われてどうぞおでかけください。

3月31日(月)までです。

 

三浦さんの新作 紅桜だ円長皿

サイズ たて18cm よこ37cm

10,500円

 

五嶋直子作 さくら小鉢

サイズ 径11.5cm 高さ約4.5cm

3,675円

 

 

 

 

 

 

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キジムシロ

キジムシロが咲きました。

お客様の S さんが鉢植えにして、持ってきてくださったのは一昨年のこと。

 

お住まいの近くの丘陵地がどんどん宅地化され、山野草が失われていくのに心を痛め、栽培を始めたそうです。

他のお客様にも声をかけて5鉢ほどお分けしました。

欲しい方にはお分けしてどんどん増やしていきたいそうです。

私は勝手に彼女をキジムシロを守る会会長と思っています。

会長さんの熱意でキジムシロの輪を広げていきたいです。

キジムシロの名前の由来は、花後に葉が大きく伸びて、キジが座って休めるようなむしろのようにきれいに広がることからだそうです。

 

 

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な・すんじゃの会(韓国料理講習会)

な・すんじゃさんを講師にお迎えしての韓国料理講習会に世話人の一人として参加しました。

今回は、1月28日付けの読売新聞にも紹介されている干し野菜のスープなどを教えていただきました。

 

白菜と大根葉を使いましたが、干し野菜のうまみとニンニク、韓国みそ、煮干しがからみ合い、滋味深いしみじみおいしいと思えるスープでした。

おどんぶり(汁椀でなく)になみなみとよそい全員が完食。

白菜を干すことでとても繊維質な感じになって、噛み応えがありまるで別の野菜に変化したようで驚きでした。

 

牡蠣の炊き込みご飯と一緒にいただきました。

すんじゃさんが特別に作ってくれた干しナスのナムルは、ゴマ油でゆっくり炒め、ニンニク、おしょうゆ、すりごまで味付けしただけということでしたが、噛むほどに味の広がりを感じ、口福でした。

 

昨年のさくらの器展で入手した三浦順一さんのしだれ桜浅鉢に盛ってみました。

忙しい中、私たちの講習会の為に時間をさいてくださるすんじゃさんに感謝です。

次回は、4月1日を予定しています。

参加したい方はくり原までお問合せください。

 

 

 

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お雛さま

数年振りに、紙びなを作ってみました。

教えていただいた時は、奉書を使い赤まさに貼り付けましたが、

今回は、お懐紙を使いました。

 

紙と神が同音なので、紙びなが一番位が高いとされているそうです。

そしてこれは神格化したものなので向かって男は右、女は左、に飾るそうです。

教えていただいたのは、20年以上前。

南宗瓶華の生け花のお稽古場でした。

教えていただくまま奉書を折り、ハサミをいれ同じように作ったはずなのに、細めに出来上がった人、太めに出来上がった人それぞれで、体型に似たのかしらと、大笑いしたことを思い出しました。

 

 

 

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山本 萠さんの詩集

山本萠さんより詩集が届きました。

3年にわたって「あけぼの」(女子パウロ会刊の月刊誌)に連載された扉詩を詩集として一冊にまとめたものです。

書名は「遠いものの音」(ね)。 

定価1,500円です。

扉詩として書かれた26篇の詩と、16点の素描で構成されています。

装丁もご自分でされたようです。

 

一冊一冊心のこもった萠さんのサイン入りです。

 

また、本文中に掲載されている素描を中心に、素描展を開くそうです。

本のお求めは、くり原、素描展会場または、萠庵へハガキで申し込むという方法があります。

送料は160円です。

萠庵に注文を出したい方は連絡ください。

萠庵の連絡先をお教えいたします。

 

<山本萠 素描展のご案内>

2008年4月3日(木)~4月8日(火)午後1時より5時

会場は、自由空間 NMCギャラリー&スタジオ

東京都小平市小川西町4-14-27

041-346-7300

JR中央線「国分寺」より西武国分寺線「東村山」行きに乗り、

約10分で「小川」下車。

徒歩 2分。

 

 

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須田二郎さんの作品

須田さんの作品を紹介させていただきます。

パスタ皿 (ホウ) 径 約29.5cm 6,825円

ボウル(ケヤキ)  径25cm 高さ8.5cm 6,300円

深皿 (イチョウ) 径約21cm 高さ4.5cm 4,410円

浅皿 (ホウ) 径21cm フチの高さ約2.2cm 4,200円

コップ(ケヤキ) 径6.5cm 高さ9cm 2,625円

小皿(カエデ) 径9.3cm 高さ3cm 23,65円 

 

スプーン(さくら) 大の長さ28.5cm 1,260円

スプーン(さくら) 小の長さ14cm 1,000円

作品の一部を紹介いたしました。

作品につきましては、ご遠慮なくお問合せください。

 

 

 (完売のため、この記事の商品画像は現在ご覧になれません)

須田二郎 木のうつわ展

須田二郎 木のうつわ展が始まりました。

開店と同時にお客様が見えて盛況な個展になりそうな気配。

ホームページの予告を見た大阪の方から電話をいただきプレゼント用のボウルの注文もいただきました。

 

今回始めてコップを作っていただきました。

お子さんに薬を飲ませる時に使いたいというご要望によるものです。

落としても割れないし、口あたりもやわらかでいいと思います。

柿渋をしみこませ、その上にエゴマ油を塗り上げたそうです。

 

ボウルやお皿などの仕上げは、オリーブオイルを使います。

使い込んでさめざめしてきたら(須田さんの表現です)オリーブオイルを塗りこんでお手入れしてください。

須田さんの使う木はすべて日本の木。

西多摩自然フォーラムで森林ボランティアをしながら出会った木(ケヤキ、桜、ホウ、イチョウ、ヒノキ、シイ、アカシア、楓など)の声に耳を傾けながら うつわ を作りあげていきます。

 

須田さんは、木のうつわが食卓に上がることで日本の森の美し

さや森を守る人たちのことを想い起こしていただけたらと願って

います。

こんな須田さんに会いたいという方。

土曜日(23日)にくり原にいらっしゃいます。

一緒に楽しいお話をうかがいませんか。

どうぞおでかけください。

木のうつわ展は、2月25日(月)までです。

 

 

ひな人形

さかいゆきみさんよりお雛様が届きました。

さかいさんの作るお雛様は、素朴で愛らしく気持ちが和むものばかり。

親指くらいの豆雛も毎年たくさん作っていただきます。

 

自宅用にプレゼントにとご来店のお客様は、とても楽しそうに選 

んでいかれます。

身近にある小皿や長方皿、だ円皿などにお雛様を置いてみてく

ださい。

心持お雛様が嬉しそうにしているようにみえませんか。

 

 

 

 (この記事の商品画像は現在ご覧になれません)

茶房 李白

経堂に移ってから2度目の訪問。

まずは、外からじっくり佇まいをながめます。

 

いいなぁ、しみじみ思います。

くつを脱いで店内へ。

朝鮮張りの床がいい味をだしています。

壁にかけられた民画、李朝家具、壷、バンダチなどを座るのを忘れて鑑賞。

 

格子窓からもれる日の光がやわらかく、優しく気持ちが和みます。

コーヒーを注文すると高仲健一さんの磁器の皿にフルーツが品良く盛られてでてきました。

いただくのに夢中で肝心の写真を撮るのを忘れました。

李朝のコレクターであり、李朝の焼き物に造詣の深い李白のオーナーは、高仲さんにとって唯一師と呼べる方なのです。

李朝の本物を見て触れて勉強させてもらったそうです。

現在も作品を持って李白へ伺うことがあるようです。

李朝の本質をガシッとつかんだ高仲さんの生み出す器にますます目がはなせません。

 

くり原で、高仲健一さんの個展を 4月23日(水)~28日(月)の会期で開きます。

今回も陶器の仏像が何点か出品される予定です。

器共々楽しみにお待ちくださいますよう。

 

李白は経堂駅からすずらん通りをしばらく歩き右側のBistro et Bar ICHIKAWAを右に曲がるとすぐです。

 

李 白

世田谷区宮坂3-44-5

03-3427-3665

営業時間は、11時から7時です。

現在は、無休で営業しています。

 

 

 

 

 

 

新年

明けましておめでとうございます。

本年もお引き立てのほどよろしくお願い申し上げます。

 

さて、どんな新年をお迎えになりましたか。

私のお正月は、浅草寺の初詣から始まります。

参道をしずしずと進み本殿の階段をあがったところからが大変。

お賽銭を投げることすら思うようにいかないくらいやもみくちゃにされ、

お願い事をしようと手を合わせていても後ろから押されに押され身動きできず、じっくりお参りする状況ではありません。

外に出る時は、まるでスローモーションのように手、足、体を動かしながらやっとやっと。

その後、浅草神社本殿(三者様といったほうが解りやすいかも)被官稲荷にお参りするのが例年のコース。

 

昨年は和服の人を殆ど見かけず、「ハレとケの日の区別がなくなってきたね」と話したものですが、今年は晴れ着姿の若い女性、素敵に着物を着こなした女性をチラホラみかけ、やっぱり和服はいいなあ、お正月はこうでなくちゃ、と思いました。

今年は、私も着物に袖を通そうかなという思いが芽生えました。

 

本年も皆様にとっていい年でありますように。