<店主のつぶやき/2009年1月〜4月>

高仲健一展が始まりました

高仲健一展が始まりました。

 

高仲さんは、大多喜町の山の上にある住まいで70匹の動物と共に暮らしています。

今回の絵付けのモチーフには、この動物達(豚、犬、猫、鶏、アヒル、山羊など)がたくさん使われています。

自由自在に楽しく絵付けしたいと思っていらしたそうで、やっと高仲さん曰く、現実を文様化できるようになったとのこと。

 

例えば、象嵌壷をご覧ください。

左の方で犬(パグ犬で名前はうめちゃん)がいのししに追いかけられています。

右の画面の下の方で「うめちゃ~ん」と叫んでいるのは、高仲さん本人。

この声に気づいて振り返り、方向転換し、うめちゃんは無事難を逃れたそうです。

豚の背中に鶏が乗っていたり、猫が獲物を狙っていたり、高仲家の日常が描かれています。

 

個展は27日(月)迄です。

どうぞおでかけください。

 

上泉秀人さんご来店

くり原は本年6月10日に創業20周年を迎えます。

 

記念展を上泉さんと上泉さんが親方とお呼びしている桂木一八さんにお願いしておりまして、下見と打ち合わせを兼ねてにいらしてくださいました。

上泉さんは、長野県安曇野市の桂木さんの工房で10年修行を積んだそうで、ここでしのぎと面取りの技法を学びました。

桂木さんの奥様に修行時代のこと伺いましたら、毎日お昼寝をかかさなかったそうで…。

親方もお昼寝の習慣があったようなので、いい師弟関係だったといえるのでしょうね!?

それにしても上泉さんらしいなぁ。

このの~んびり具合が上泉さんの持ち味かな。

 

現在は青梅に窯を持ち器作りに打ちこんでいらっしゃいます。

上泉さんの器を見ていると、一つ一つ丁寧に思いを込めて作っていることが伝わってきます。

情感があります。

ご本人は、仕事をしている時はいつも楽しく作っているとのこと。

 

そんな上泉さん、器夢工房に出演が決まったそうです。

放映日はNHK衛星第2で、6月7日(日)午前6:20~6:30

撮影はこれからだそうで、どんな上泉さんが切り取られるのか楽しみです。

 

もうお昼寝は卒業したと思いますが…。

 

山本萠さんより

「薔薇いろの列」が届きました。

お正月にいただいたお便りに「大人向けの絵本として、繰り返し

見たくなるような、はるかな思いに誘われるような中身を目指し

て目下奮闘中」とあった本です。

包みを開けると薄いサーモンピンクの無地の着物地のような表

紙を纏った絵本が顔をのぞかせました。

 

B5版わずか32頁の絵本は、どこを開いてもどこから読んでも

楽しめ、ちりばめられたほんの数行の詩片からイメージを広げ

ていくと自分の物語を紡いでいくことが出来そう・・・・・

心が折れそうになったとき、嬉しいことがあった時頁をめくりたく

なる・・・そんな絵本です。

 

一冊1,000円でおわけします。送料は80円。

 

入手したい方は、メールまたはFAXにてご連絡くださいますか。

また萠さんは、三鷹市のギャラリー・オーク(0422-44-9591)で

5/20(水)~5/25(月)まで 画展を開きます。

毎日画廊(1時より6時)につめていらっしゃるそうですので、どう

ぞおでかけください。

 

(この記事の画像は現在ご覧になれません)

お茶の集い

お茶を楽しむ会を主宰している近藤美知絵さんを講師にお迎え

してお茶の集いを開きました。

まずは、数滴のお茶の味と香りを楽しみました。

使用した茶葉は、四万十源流の山茶。

標高の高い地域で育った山茶を家族の絆で作り上げた釜炒り茶とのことです。

 

始めての方は、口の中で広がる香りに目をパチクリ。

飲み終わった器に残る香りも楽しみます。

緊張がほどけたところで始めての試みの茶粥をしました。

カセットコンロを持ち込みお客様の目の前で作るという趣向。

 


木綿の袋に入れた茶葉(ばんばら茶)を湯の中に入れ少し煮出したら洗ったお米を入れアクを取りながら15分ほど強火にかけて仕上げました。

お茶を楽しむ会スタッフのKさん手作りのお茶の佃煮と岩永さん(釜炒り茶の生産者の奥様)が作った梅干でフーフーハフハフ言いながらいただきました。

体がポカポカ。心もね。

気持ちがゆるゆるになったところで最後は、秋番茶でしめましたた。

しば舟(加賀銘菓)をポリポリしながら自己紹介などしているとあっと言う間に12時をまわってしまい、おひらき。

秋番茶は、秋まで茶葉が熟すのを待ち、年に一度だけ摘んで作るお番茶で天然の甘さを感じる体に優しいお茶です。

 

なお、次回は5月21日(木)を予定しています。

時間は10時から12時。

参加費は、2,000円です。

興味を持った方はどうぞお気軽にお問合せください。

ご参加お待ち申し上げます。

 

なんて 素敵!

昨年6月の企画展で加藤洋史さんの花器をお求めになったお客様が、クリスマスローズを活けた写真を届けてくださいました。

加藤さんの花器は、活け口に凹凸がありとても活けやすいとの事でした。

この花器には鳥という字がデザインされています。

一度お宅へ伺わせていただきましたが、ベランダには草花が咲き乱れ、壁にはご自身の書の作品が掛けられ、ガラスの大皿には育てた花や摘んできた花々が投げ入れられていてとても素

敵で居心地のいいリビングでした。

 

全体の写真もご紹介しますね。

 

一木一草の書はもちろんご本人。

牧野洋子さん(了解を得てお名前を記載しました)です。

右側に置いてあるのは、桂木一八さんの注器。

生活を楽しんでいる様子、そして丁寧な暮らし方が見えてきました。

牧野さん、有難う!

 

さくらの器展

さくらの器展が始まりました。

三浦順一さんからはゆのみ、めしわん、鉢、皿、カップ、コーヒー碗皿など新作を含め20種類以上の器が届きました。

 

今年の新作は、黄桜とネーミングされた小皿、丸小鉢、立ちゆのみです。

磁器製ですので清潔感があり、丈夫です。 

 

お気に入りのお皿を買い足していくのを楽しみにしている方、新作を見にいらっしゃる方、定年記念にと器を求めに来店される方、色々な楽しみ方で足をお運びいただいています。

3月30日(月)迄です。

どうぞおでかけください。

 

なお、会期中の火曜日(3/24)はお休みさせていただきます。

 

 

 

 

五月人形

さかいゆきみさんより届きました五月人形をご紹介します。

 

犬乗り童子(5,250円)

愛嬌のある犬の顔と寄り添う童子の可愛い表情に気持ちが和

みます。

サイズは高さが約10cm、横幅約8cmです。

熊乗り童子(5,250円)

熊の「まいったなぁ」みたいな表情とまさかり担いだ童子の凛々

しくも可愛い顔(横から見ると結構鼻がたかいです)に頬がゆる

みます。

サイズは、高さは11cm強、横幅10.5cm。

鯉乗り童子 (5,250円)

やんちゃそうな童子が鯉の背に乗っておすまししています。

鯉の色使いが雰囲気を盛り上げています。

 

サイズは、高さ約10cm、横幅約13.5cmです。

いずれもさかいさんの手作りの温もりが伝わってくる五月人形たちです。

おひな様に比べ五月人形は作り手があまりいないようです。

お気に入りがありましたらこの機会に是非ゲットしてください。

 

 

ひな祭り

おひな様の飾り付けをしてみました。

山本伊都子さんの染付の内裏雛を中根啓さんが作った漆の足付きのお皿にのせてみました。

サザエを花器にしてスイートピーを活け、おひな様の前に。

この漆のお皿は、和菓子をのせたりお刺身を盛ったりと楽しみながら使っています。

足付きのため高さがでるのでひな壇に見立ててみました。

 

春が届きました

届いたのは、ふきのとう。

持ってきてくださったのは、中村順二美術館の館長夫人の宮子

さんです。

 

隣の空き地で摘んでいらしたとのこと。

朝露を含みキラキラツヤツヤ、そしておいしそう!

今晩はふきのとうの天プラです。

柏にも自然がたくさんあるんだということを再確認。

そういえばウォーキングを始めたら、住まいからほんの5分くら

いのところにこんもりとした林があり、どんぐりの実がたくさん落

ちていてびっくりしたことがあります。

歩くと季節ごとに発見がたくさんあり楽しいですね。

そうそう、宮子さんにお持ちいただいたのは、ふきのとうの他に

ひなまつり展の案内状。3月3日までです。

 

 

中村順二美術館

千葉県柏市大津が丘1-41-5

TEL 04:7191:2299

 

 

 

 

故吉田明さんの作品

2008年12月5日急性心筋梗塞で亡くなった吉田明さんの作品を紹介させていただきます。

2006年、雪深い新潟は十日町に工房を移し、越後妻有の土を使い妻有焼として作品を発表する準備が整いまさにこれからと言う時の訃報でした。

妻有各所の土を持ち込んでは、何度もテストピースを焼き「この土地の土はやきものに適している、青梅の土よりいい。」と嬉しそうに話し込む吉田さんの好奇心いっぱいのやんちゃ少年のような顔を思い出します。

とても人懐こい笑顔でした。

ポケットにはいつも朝鮮陶の陶片をしのばせ、個展会場でも手があくと筆ペンでさかなや草花の絵を描いていましたっけ。

毎年6月に個展を開いていた新宿・柿伝ギャラリーで遺作展を開くことが決まったそうです。

 

会期は、5月25日(月)~6月2日(火)です。

奥様はずっと会場につめていらっしゃるそうですので、どうぞおでかけください。

 

 

 

その前に手元にあります作品を紹介し故人を偲びたいと思います。

 


写真をクリックしますと商品説明をご覧いただけます。(現在はリンクしておりません)

高仲健一さんより

高仲健一さんより早々と案内状用の写真が届きましたので

一足早くお披露目いたします。

撮影場所は、高仲さんの書斎。

カメラメンは、永年のおつきあいのある三谷浩さん。

三谷さんは、かつて大多喜町の山の上に高仲さんの家が建つまでを一冊の写真集(表裏山河)にまとめた写真家です。

黒花龍首瓶といいます。

 

中々迫力のある大作です。

 

このほか大物としては、法華経を書いたお軸が出品されます。

 

会期は、4月22日(水)~4月27日(月)。

初日と最終日は会場にいらっしゃいますので、どうぞおでかけください。

案内状が欲しい方は、メールにてご連絡くださいますか。

出来上がり次第ご送付いたします。

 

 

な・すんじゃの会(韓国料理講習会)

すんじゃさんを講師にお迎えして開く韓国料理講習会に世話人の 一人として参加しました。

 

今回のメニューは、石榴キムチ、かんぴょうのナムル、鶏肉と豆腐の煮物。

石榴キムチは宮廷料理の最高峰とのことで、作る私たちも気合が入りました。

石榴(福袋のよう)の形をイメージしたキムチで、石榴を使うわけではありません。

殆どの時間をこのキムチ作りに費やしました。

 

まずは大根にさいの目の切り目を入れるところから。

底1cmくらいを残すので、包丁は慎重に慎重に。

それを塩水に浸けてなじませます。

塩の量の計算をまちがえて照れ笑いをしたり、顔を見合わせたり。

 

それから、大根、梨、栗、きくらげを細い千切りに。

ここは手を抜かずに丁寧に千切りに、というすんじゃさんの一言が効いて、ここは主婦の腕の見せ所とばかり、トントン、シャキシャキ、リズミカルな音が流れました。

 

私はきくらげを担当しましたが、やわらかいし形は定まらないしで悪戦。

トントンと切っては形を整え切っては整えで不協和音を奏でることになりました。

千切りした大根と糸唐辛子を混ぜてピンク色になったところで他の材料を混ぜ先ほどの塩水に浸けておいた大根のさいの目に詰めていきます。

そしてやはり塩漬けしておいた白菜葉で一つづつ包んでいきます。

 

殆どの人がこの作業にかかりっきりになり、私は一人でかんぴょうのナムルを作ることに。

でもそのおかげで、作り方がよくわかりました。

かんぴょうの色そのまま残すナムルで、こんなかんぴょうの使い方もあるのだときょうの収穫の一つです。

 

鶏肉と豆腐の煮物は、見るからに体が温まりそうですし、作り方も、鶏肉、油揚げ、お豆腐の順に重ねて入れ、調味料をかけて煮るだけなので、簡単、おいしい、忙しい人にピッタリのお惣菜。

私たちのグループは、石榴キムチに熱中するあまり、少し焦がしてしまいました。

情熱をそそいで作った石榴キムチですが、食べごろは3~4週間後とのことでただいま我が家の冷蔵庫で熟成中。

 

さかいゆきみさんのお雛様

さかいゆきみさんからもお雛様が届きました。

素朴で手作りの温もりを感じるお雛様です。

陶器製です。

 

届いた中から親指ほどの大きさの豆雛を取り出しお皿に乗せて

楽しむのが恒例となりました。

 


ひし形の布製のコースター、草野啓利さんの吹きガラスの皿、

桂木一八さんの白磁長方皿、三浦順一さんの焼締め色絵小紋

長皿、椿文の半月皿、椿文輪花皿、川上金一さんの楕円皿、

五嶋直子さんの吉字入り丸小紋長丸皿に飾ってみました。

いつもと違うお皿の使い方を楽しんでいただけたらと思います。

普段あまり出番のないお皿にスポットライトがあたるかも。

豆雛は 一組1,050円です。

 

おひなさま

山本伊都子さんよりお雛様が届きました。

 

山本さんは、瀬戸市にあるやきもの長屋の中に工房を持ち、

ひな人形や五月人形、干支、猫なども作っています。

私は尾張瀬戸の駅からブラブラ歩いて工房へ伺います。

工房の他にギャラリーもあり、若い作家達の作品を見るのも楽しみの一つなのです。

今年のニューフェースは、箪笥雛。

 

手に入れた箪笥に合わせてお雛様を作るそうです。

残念ながらこちらは予約が入ってしまいましたので、来年も送っていただけるようにとお願いした次第です。

まだ今年のひな祭りも済んでいませんのにね。

そろそろさかいゆきみさんのお雛様も届くころ。

さかいさんのお雛様も素朴で素敵なんです。

 

 

新年

新しい年が始まりました。

 

今年は「くり原」にとって20周年という記念の年にあたります。

厳しい商環境ですが、笑顔の毎日でありたいと思っています。

そして20年間支えてくださったお客様、作り手、友人達に感謝し

つつ節目の年を大切に過ごしたいと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

6月に開く記念展は、桂木一八さんと元お弟子さんの上泉秀人

さんにお願いしました。

こちらは楽しみにお待ちください。